※出典:「かいじゅう色の島」コミックス一巻より
※あくまで20代女子二人の個人的感想です。
百合漫画分析
生々しさ:★★★★☆
孤独感:★★★★★
摩訶不思議なストーリー:★★★★★
一巻発売を記念してアニメ化PVが公開されて大注目作品!!
コミックウォーカーで、3話分だけ無料で読めます!!!!
あらすじ
離島で暮らす、千川棔。都会から来た、一門歩流夏。溺れた歩流夏を助けた棔。2人は目を覚ますと、“かいじゅうさんの穴”と呼ばれる洞窟の前になぜかいた…。2人の出会いから、島では不思議な事が起こり始め…。(※出典:「かいじゅう色の島」コミックス一巻より)
百合歴8年、うぱのレビュー
お気に入り度:★★☆☆☆
【THE田舎者、スクール水着に半パンの褐色肌素朴系三つ編みいじめられっ子】
【都会人、気の強い派手系謎多きそばかす少女】
の二人が織り成すかなり百合要素強め(レズビアン)の内容となっております。
恐らくですが、作者は男性ですね。
妄想がこれでもかというくらい凝縮されています。
伝奇伝承の詳細は下記のようになってます↓
舞台である離島には古くからの言い伝えがあり、島の洞窟にかいじゅうが住んでいて、台風の日に現れては次々と人間を捕まえて食べていたとか…。
困り果てた島の人々はかいじゅうを神として祀り、年に一度島で一番美しい娘を差し出してことを収めていた。
今も当時の名残として海女がとったアワビを奉納する風習がある。
女の子を差し出していたっていうのもですが、その代わりに現在ではアワビを奉納するって設定完全にやってますね(*´・∀<)
他にも気道確保のためにキスしたり、スクール水着をエッチに脱がせる描写があったり、アワビの貝殻を頬を染めながらそっと触ったりと、色々やっちゃってます(※中学生の設定です)(*´・∀<)
なんだか、全体を通してあの有名なアニメ監督の新海誠さんを彷彿とさせる世界観。
刺さる人にはガンガン刺さる漫画だと思います!
バリキャリOL百合好き、まちこのレビュー
お気に入り度:★☆☆☆☆
PVを見て気になり漫画を購入したのですが、かなり印象が違いました!
結論からお伝えすると、個人的には全く共感ができない物語でした。
(本当はあまり言いたくないんですけど…すみません…好きな人も絶対いるのに…)
全体的に暗い雰囲気のストーリーで同性が好きなことを”ビョーキ”と表現し、周りとは違うから自分はおかしいのだとネガティブな発想が目に留まります。
恐らく、世の中から切り離された離島という閉鎖的環境でいじめにあっており、孤独感が強い主人公の元に同じように同性が好きな同い年の女の子が突然現れて、運命的関係を演出したかったんだと思いますが、スマホが普及している令和(平成)の時代に東京からやってきた子が同性を好きなことを”ビョーキ”という表現は、読んでいて気持ちよく見れなかったです。中学生という多感な時期だからこその脆く繊細な感情になるのはわかる!わかるんだけど!
良かったところを上げるとすると、今まで読んだ百合漫画の中では新しいジャンルに感じました!
主人公が色黒ちゃんっていうのも新鮮でした!